日本デザイン振興会は2012年10月1日、2012年度のグッドデザイン賞の受賞結果を発表した。

1957年に創設された「グッドデザイン賞」は近年、工業製品から建築、環境、サービス、ソフトウェアにいたるまで有形無形を問わずその対象領域を広げているが、本年度から特に「インタラクション」と「仕組み」という視点が明確に導入され、単なる形あるもののデザインに留まらない、物と人や社会との関係性を重視した審査が行われたという。

メディアアートに関連する分野としては、コンテンツプラットフォームからユーザーインターフェースまで統合されたデジタルアート配信デバイス「FRAMED*」、様々な触感を再現するツールなどを通して触感表現の普及活動を行う「TECHTILE」、新たな切り口の映像表現を駆使したテレビ番組「デザインあ」「テクネ 映像の教室」、知と感性の融合した”新・地球観”の共有を掲げる日本科学未来館「つながり」プロジェクトなどが「グッドデザイン・ベスト100」に選出されている。

「インタラクション」や「仕組み」といったキーワードは、メディアアートにおける根源的な要素であり、これまでその歴史の中で培われた知見は、今後アートのみならずデザイン分野でも幅広く活かされていくことになりそうだ。

GOOD DESIGN EXHIBITION 2012

グッドデザイン賞受賞発表展

2012年11月23日(金/祝)-11月25日(日)

10:00 - 19:00 入場は30分前まで/最終日のみ 16:00 終了

東京ビッグサイト 東4ホール

緒方 壽人

グッドデザイン賞

http://www.g-mark.org/award/