九州大学芸術工学研究院と福岡市は2011年12月7日、シリアスゲームセミナー「シリアスゲーム産業化の推進に向けて」を東京ミッドタウンで開催する。東京大学の藤本徹氏(特任助教)による基調講演「シリアスゲーム産業の形成と今後の展開」のほか、開発が進行中のリハビリ用ゲームと観光ARGの実例などが報告される。入場無料で事前申し込みが必要。

「シリアスゲーム(serious game)」とは社会の役に立つデジタルゲームの分野を指すもので、2001年ごろから欧米のゲーム研究者を中心に議論が始まり、日本でもニンテンドーDSの「脳トレ」ブームなどを背景に認知が進んだ。2011年からシリアスゲームを背景に、より広い分野にゲームのシステムを応用する「ゲーミフィケーション」という概念も生まれ、議論がさらに広がっている。

福岡市は2006年に九州大学、地域のゲーム制作関連会社による任意団体GAME FACTORY’S FRIENDSHIP」(GFF)と共に「福岡ゲーム産業振興機構」を設立。2009年度から市の委託事業として、九州大学芸術工学研究院を中心に、産官学で「シリアスゲームプロジェクト」がスタートした。本セミナーもその一環という位置づけで、今年度はプロジェクトの最終年度にあたる。来年度以降への確かな展望が期待される。

小野 憲史

 

シリアスゲームプロジェクト公式サイト

http://macma-lab.heteml.jp/sgp_official_website/main/