リュブリャナ(スロベニア)のデジタルメディア・ラボLjudmila(Ljubljana digital media lab)で「インタラクティボス? ’12 リュブリャナ──未来の旧式テクノロジー」が2012年9月5日から15日まで開催される。

インタラクティボス?(Interactivos?)」は、マドリッド(スペイン)の「メディアラボ・プラド(Medialab Prado)」(2000年設立、前身はメディアラボ・マドリッド)がオープン・ソースとオープン・ハードウェアを使った共同研究や制作を行うためのプラットフォームとして2006年に設立した。主にプロダクション・ワークショップ、セミナー、展示から複合的に構成され、これまで世界各地で開催。開催プログラムは全て国際公募から選ばれ、プロポーザルから成果発表まで全てのプロセスを公開している。

12回目を迎えた「インタラクティボス?」はスロベニアでの開催に向けて、「未来の旧式テクノロジー(Obsolete Technology of the Future, collaborative prototyping vol.1)」をテーマにしたプロダクション・ワークショップのプロポーザルを2012年6月8日まで募集した。

「コンテンポラリーが既に時代遅れになっているのではないか」という問題意識を持った人々に対して、旧式テクノロジーを再考し、その持続/拡張可能性と新しい使用方法を実用レベルまで模索することを目的にする。また、過去のテクノロジーには、その機能性ではなく経済や政治的理由によって埋もれてしまったものもあるとし、テクノロジー史を振り返ることや天然資源や環境問題をテーマで扱うことも視野に入れている。

ワークショップを通して共同でインスタレーション、パフォーマンス、ソフトウェアなどの制作・発表を行うことが前提となっており、プロポーザルが6件採択された後にコラボレーターの公募が2012年7月2日から始まる予定。

デザイナー、アーティスト、エンジニア、プログラマーを始め、経済や環境の専門家、建築家、ジャーナリストなど様々な領域の人々の参加が想定されている。多くのワークショップが一方向のレクチャ—(教室)形式に陥る傾向がある中、本イベントは参加者が共同で問題設定と具現化を行う点とプロセスを重要視している点で充実したプログラムといえる。

「インタラクティボス? ’12 リュブリャナ──未来の旧式テクノロジー」
http://wiki.ljudmila.org/Obsolete_Technologies_of_the_Future

プロダクション・ワークショップ応募ページ(プロポーザル〆切2012年6月8日、コラボレーター応募2012年7月2日から)
http://medialab-prado.es/article/interactivos12_ljubljana_future_obsolete_technologies#inte.