フランスのパリ中心部で2014年11月28日から30日にかけて、第4回「パリ・マンガ・サロン」(SalOn de la Bande Dessinée、略称SoBD)が開催される。

このイベントはもともとマンガ研究書、関連書を集めた「マンガに関する書籍の見本市」(Le Salon des Ouvrages sur la Bande dessinée、略称SOB)としてスタートした。第1回目は、マンガ関連書のみを扱うネット書店「stripologie.com」と、マンガを専門とする「ギャラリー・オブリック」が協力し、2011年11月25日からの3日間にわたって開かれている。

このイベントがマンガ家の講演会やマンガ展示を開くなどして、より広く一般に向けて開催されるようになったのが「パリ・マンガ・サロン」だ。

今年のメイン招待作家はダビッド・ベー氏とジャン=マーク・ポンティエ氏のふたり。ダビッド・ベー氏は日本語にも翻訳されている『大発作』の作者であり、1990年代のフランス・オルタナティブ・マンガを牽引した出版社のひとつ「アソシアシオン」創立メンベーのひとりでもある。ジャン=マーク・ポンティエ氏は自身マンガ家でもあり、ニコラド・クレシー氏やダビッド・ベー氏の研究書の著者としても有名だ。

イギリスからは、デイブ・マッキーン氏、ケビン・オニール氏、パット・ミルズ氏などのマンガ家が招待されていて、イギリ・マンガについてのトーク・セッションに参加する。

今回は3つの展示が開かれ、招待作家のダビッド・ベー氏のほか、クリスティアン・モークレ氏とヴァンサン・ポンペティ氏の作品が展示される予定。

その他にも、パリでマンガを学ぶことができる4つの学校(Cesan、Ecole Jean Trubert、Ecole Pivaut、Cours municipaux d’adultes)や、30以上の出版社のほか、10以上の同人誌系グループがスタンドを出展する。

もともとマンガ関連書籍のイベントとして出発しただけあって、100冊以上の研究書・関連書が集められ、今年出版された約60冊のなかから、最も優れた本に対して「パピエ・ニクレ賞」が授与されるそうだ(候補作品リスト)。

ワークショップやその他のイベントも予定されているので、詳しくはリンク先のホームページを参照してほしい。

第4回「パリ・マンガ・サロン(SoBD)」
http://sobd2014.com