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2011年12月16日更新

モーションキャプチャデバイスと演劇の融合

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PC向けモーションキャプチャ(*1)デバイス「Xtion(エクシオン)」を演出に用いた、実験的な舞台劇「増殖島のスキャンダル」(作・演出:伊藤靖朗)が、恵比寿site(東京都渋谷区)で公演中だ。2011年12月8日から18日の全14回で、舞台芸術集団・地下空港による公演。チケットは公式サイト「ウェブラウンジ」で予約販売されている。

ストーリーは新作映画のプレミア試写会に参加したツアー客の一行が、孤島のホテルで主演の国民的大女優をめぐる事件に遭遇するというもので、東日本大震災による原子力発電所の問題を下敷きにした寓話となっている。会場は真っ白な壁と天井で構成された箱形の空間で、決められた舞台はなく、観客もツアー客の一員という設定。役者は観客の周囲を動き回りながら芝居をするという趣向だ。

Xtionはイスラエルのプライムセンス社が基礎技術を提供するPC向けの周辺機器で、ASUSTeKから発売中。プライムセンス社は、Xbox360向けのモーションキャプチャデバイス「Kinect」に搭載されている3Dセンサを開発したことで知られている。

Xtionのユーザーは、モーションキャプチャを用いたインスタレーションやゲームなどを自由に開発できる。公演では役者の動きをモニタリングし、プロジェクタ経由でオーラを壁に表示するなど、インタラクティブな演出効果を上げていた。

*1 モーションキャプチャとは、現実空間の人物や物体の動きをデジタル的に記録する技術。

(小野 憲史)

 

地下空港ウェブラウンジ

http://www.uga-web.com/sb/

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